どんなときもWiFiとWiMAXのどちらが良いか、悩んでいませんか?
こちらの記事では、どんなときもWiFi・WiMAXを両方とも実際に使った私が、実際に使って感じた感想をまとめました。
実際に使っているからこそ分かるリアルなレビューとなっています。
ぜひ参考にしてください。
もくじ
【徹底比較】どんなときもWiFi・WiMAXをガチで両方使った感想
私は現在、どんなときもWiFiとWiMAXを両方とも使っています。
両方使った結果、WiMAXをおすすめします!
その理由は、通信速度が速く安定しているから。
どんなときもWiFiは、無制限で使える・どこでも使えるというのが最大のウリです。
確かにその通りでしたが、どんなときもWiFiは「WiMAXに比べると電波が安定していないなぁ」と感じました。
なのでWiMAXを使えるエリアに住んでいるのであれば、まずWiMAXから検討したほうが良いです。
どんなときもWiFi・WiMAXを簡単に比較
どんなときも |
WiMAX |
|
無制限 |
○ |
△ |
海外利用 |
○ |
× |
実質月額料金 |
3,600円 |
3,646円 |
端末のスペック |
△ |
○ |
速度 |
△ |
○ |
有線接続 |
× |
○ |
無制限で使い放題は、どんなときもWiFi
完全に無制限で使える?
どんなときも |
無制限 |
WiMAX |
△ (3日で10GBの制限あり) |
どんなときもWiFiは、完全に無制限で使えるwifiの1つです。
どんなときもWiFiの販売サイトを見ると、”著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をすると制限されます”と書かれていますが、サポートに聞いたところ、普通に動画を見まくるくらいであれば全く問題なく無制限で使えるとのことでした。
一方のWiMAXは、3日合計で10GBを超えると、超えた翌日の夜間のみ速度制限がかかります。
海外でも使うなら、どんなときもWiFi
海外でも使える?
どんなときも |
○ |
WiMAX |
× |
どんなときもWiFiは海外でも使えます。
海外で使うときは別料金がかかるものの、旅行や出張のときに現地でフリーwifiを探したり空港や現地でwifiを借りる必要がないというのはメリットです。
また海外で使うときにどんなときもWiFiを使えば、自分のwifiなのでセキュリティーも安心です。
一方のWiMAXは、海外では使えません。
国内利用のみとなります。
実質月額料金が安いのは、どんなときもWiFi
どんなときもWiFiとWiMAXの料金を比較
どんなときも |
WiMAX |
|
月額料金 |
1〜24ヶ月 3,480円 25ヶ月〜 3,980円 |
1〜2ヶ月 2,726円 3〜24ヶ月 3,411円 25ヶ月〜 4,011円 |
端末代 |
0円 |
0円 |
初期費用 |
3,000円 |
18,857円→0円 3,000円 |
契約期間 |
2年間 |
3年間 |
実質月額料金 |
3,600円 |
3,646円 |
初期費用・必須オプションなどを含めた金額を契約年数で割った実質月額料金は、どんなときもWiFiの方が少しだけ安くなりました。
その理由は、どんなときもWiFiは2年契約でWiMAXは3年契約だからです。
(どんなときもWiFiは2年で解約すれば3,480円ですが、WiMAXは3年契約なので25ヶ月〜36ヶ月まで4,011円になり割高になってしまいます)
しかし、WiMAXのプロバイダをブロードワイマックスにすれば『いつでも解約サポート』が使えるため、1年間・2年間で他のwifiに乗り換えれば、WiMAXの方が安くなります。
ブロードワイマックスのいつでも解約サポートについては『Broad WiMAX『いつでも解約サポート』でどんなときもWiFiに乗り換えてみた!』に書いていますので、参考にしてください。
端末のスペックが良いのは、WiMAX
どんなときもWiFiとWiMAXのスペックを比較
|
どんなときも |
WiMAX |
||
WX06 |
W06 |
|||
最大通信速度 |
下り |
150 |
440 |
1,237 |
上り |
50 |
75 |
75 |
|
連続通信時間 |
12h |
14h |
9h |
|
接続台数 |
5台 |
16台 |
16台 |
|
有線接続 |
× |
USB LAN |
USB |
|
周波数の変更 |
× |
○ |
○ |
速度単位:Mbps
端末のスペックは、WiMAXの方が良いです!
実測ベースではそこまでの違いは感じませんでした(次に解説します)が、端末が出せる最大通信速度を比較すると、WiMAXの方が圧倒的に速いことが分かります。
つまり条件が揃うと、WiMAXの方が爆速になると言うことです。
連続通信時間は、通信速度が速いWiMAXが短くなってしまうのは、仕方のないことです。
注目していただきたい点が、どんなときもWiFiは周波数の変更ができないのですが、WiMAXは周波数の変更ができるという点です。
どんなときもWiFiもWiMAXも、基本は2.4GHzで使います。
しかし2.4GHzという周波数帯は、遠くまで飛ぶ一方で家電製品に使われる周波数のため混雑しています。
例えば、家電製品や他の人と電波干渉を起こして繋がりにくいことがあります。
そんなときにWiMAXであれば、空いている周波数帯5GHzに変更して繋げられます。
こういった使い分けができるのが、WiMAXのメリットです。
電波法により、5GHzでの利用は室内のみと決められています。
外で使うときは2.4GHzを使うようにしてください
さらにWiMAXは、通信速度を優先するかバッテリーの持ちを優先するかを選ぶ設定(パフォーマンス設定)もあります。
自分の使い方に合わせて設定を変更すると、非常に使いやすくなります。
スマホより超シンプルなので、安心してくださいw
速度が速く安定しているのは、WiMAX
通信速度が速く安定しているのは、WiMAXです。
同じ場所でどんなときもWiFiとWiMAXの実測を比較したところ、このようになりました。
上は下りで、下が上りの実測になります。
元データも用意していますので、詳細をご覧になりたい方はタップしてご覧ください。
↓↓
それぞれの平均値を出してみると、下り・上りともにWiMAXが速いという結果になりました。
どんなときもWiFiとWiMAXの実測平均値を比較
下り |
上り |
||
どんなときも |
24.6 |
4.32 |
|
WiMAX |
2.4GHz |
32.83 |
6.37 |
5GHz |
29.26 |
6.51 |
どんなときもWiFiは、上下の振れ幅がとても大きいと感じました
速いときは通信速度がかなり速いのですが、遅いときはスピードテストがエラーになったりとても遅い速度になっているときもありました。
(グラフでは22時のときに、全く使えない速度でした)
一方のWiMAXは極端に遅くなることはなく、常に安定していました。
有線接続できるのは、WiMAX
有線接続の有無
USB接続 |
LAN接続 |
|
どんなときも |
× |
× |
WiMAX |
○ |
△ |
どんなときもWiFiは、有線接続ができません。
なので電波を安定させるために、PCやゲーム機とルーターを繋ぐことはできないということです。
WiMAXはUSB続ができるので、状況に応じてPCとルーターを繋げばより電波が安定します。
また選ぶルーターによっては、有線LAN接続もできます。
どんなときもWiFiには画面がなく、WiMAXは液晶画面がある
液晶の有無を比較
どんなときも |
× |
WiMAX |
○ |
どんなときもWiFiは、とてもシンプルな端末で液晶画面がありません。
電波の強さなどは、ランプの表示の仕方・光り方で意味を発しています。
詳しい通信量を知りたいときはWEBサイトに繋げて調べる必要がありますが、無制限で使えるwifiなので特に通信量を気にする機会は少ないと思います。
しかしランプの光り方だけでは、どういう意味なのか分かりにくいのも事実。
その点WiMAXのモバイルルーターには液晶画面が付いています。
スマホを同じように画面をタッチして設定を変更したり通信量を確認することができるため、文字で表示された方が私には見やすいですね。
通信エリアは、どんなときもWiFiの方が少し広い
どんなときもWiFi・WiMAXの通信エリアを比較
どんなときも |
au・ソフトバンク・ドコモのLTE |
WiMAX |
WiMAX2+ auのLTE |
どんなときもWiFiはクラウドSIMを採用していて、au・ソフトバンク・ドコモのスマホが使えるエリアであれば使えます。
WiMAXは、独自のWiMAX2+回線とauのLTEという2種類の回線が使えます。
なのでこれだけを比較すると、2種類の回線を使っているWiMAXの方が通信エリアが広そうに見えますが、WiMAXで使うauのLTEは緊急用として使うことが多いため、実際に使っている感覚的にはどんなときもWiFiの通信エリアの方が広いと感じます。
どんなときもWiFiの注意点
端末がレンタル
端末は、購入・レンタル?
|
購入 /レンタル |
返却の必要 |
どんなときも |
レンタル |
あり |
WiMAX |
購入 |
なし |
どんなときもWiFiは、端末がレンタルになります。
レンタル費用はかかりませんが、解約時に返却する必要があるので、絶対に無くさないように気をつけましょう。
WiMAXは、端末を購入となります。
当サイトでオススメしているブロードワイマックスなら端末が0円購入できますが、他のプロバイダの場合は15,000円〜20,000円の端末代がかかります。
しかし0円であっても『購入』なので、解約時の返却は必要ありません。
キャリアスマホのLTEと同じではない
どんなときもWiFiは、au・ソフトバンク・ドコモのLTEのうち、強い電波を拾うとされていますが、スマホの電波と全く同じではありません。
こちらの表を見ていただくと、よく分かります。
どんなときもWiFiとキャリアスマホのLTEは、同じではない
下り |
上り |
||
どんなときも |
1回目 |
0.06 |
0.1 |
2回目 |
0.07 |
0.08 |
|
スマホ |
1回目 |
56.3 |
10.2 |
2回目 |
23.5 |
12.7 |
単位:Mbps
これは先ほどの実測グラフ22時台で、どんなときもWiFiの通信速度がめちゃくちゃ遅かった時の様子です。
どんなときもWiFiは、ソフトバンク回線を拾っていました。
私が持っているスマホはソフトバンクのスマホなので同じように通信速度を測ってみたところ、全く異なる結果が出ました。
このことから、どんなときもWiFiのLTEは、キャリアスマホのLTEとは違うことが分かりました。
WiMAXの注意点
3日で10GB制限がある
WiMAXには、3日合計で10GBを超えるとゆるい速度制限がかかります。
3日合計で10GBを超えた
まずはよくあるパターン。
こちらは毎日使っていて、3日合計で10GBを超えてしまった場合です。
上の表でいうと超えた翌日の4日目の夜間に速度制限がかかっています。
逆に言うと、4日目の昼間や5日目は、特に関係なく高速で使えます。
1日で大量にギガを消費した
ゲームのダウンロードなど、1日で大容量を使った場合は、直近3日合計で10GBを下回るまで速度制限が続きます。
しかしこの場合も、夜間のみなので昼間は高速で使えるのがポイント。
【まとめ】スペックが高い『WiMAX』を選び、ギガ不足になるなら無料で『どんなときもWiFi』に乗り換えがベスト
どんなときもWiFiとWiMAXを様々な角度から比較した結果、WiMAXをおすすめします!
その理由は、WiMAXの方が端末のスペックが飛び抜けて良いこと・使いやすいこと
これに尽きます。
WiMAXならどこで契約しても良いのではなく、プロバイダはブロードワイマックスにしてください。
ブロードワイマックスであれば、WiMAXを使っていて3日10GBによく引っかかたりエリアで使いにくいと感じるようであれば、いつでも解約サポートを使ってどんなときもWiFiに違約金0円で乗り換えできるからです。
ブロードワイマックスとどんなときもWiFiを運営している会社は、グループ会社のため、実はどんなときもWiFiでもいつでも解約サポートが使えます。
しかしどちらを先に契約したかで、合計の契約期間が異なります。
見ていただくと分かりますが、仮にWiMAXを1年で解約しどんなときもWiFiに乗り換えると契約期間は3年間です。
しかしどんなときもWiFiを1年使って解約しWiMAXに乗り換えると、契約期間が4年間になります。
なので、地方の田舎に住んでいるなどWiMAXの電波が届きにくい人以外は、WiMAX(ブロードワイマックス)から試すのが断然おすすめ!
ぜひ参考にしてください。